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【疑問】FXって一体ナニ?専業トレーダーが誰よりもわかりやすく解説します

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FXって一体ナニ?専業トレーダーが誰よりもわかりやすく解説します

どうもこんにちは、専業トレーダーの森川コウタです。

本ブログでは、私自身がボロボロの負けトレーダーから

専業トレーダーにまで這い上がった経験を活かし、

FXトレードに関する様々な情報を発信しています。

今回はそもそもFXって一体ナニ?というお話し。

チャートを見ながら買ったり、売ったり。

それによってお金が増えたり減ったり。

FXを知らない人にとっては、

一体何が行われているのかよく分からないと思います。

FX経験者だとしても、

よくわからないままやっている方もいることでしょう。

FXに興味がある、これからFXを始めてみたい、

FXをやっているが実はよくわかっていない、という方は

ぜひ本記事を最後まで読んでFXのことを知ってくださいね。

目次

FXって一体ナニ?

FXって一体ナニ?

FXとは外国為替という意味の”Foreign Exchange”の略で、

外国為替証拠金取引とも同じ意味になります。

世界では国によって違う通貨が使用されていますが、

外国為替とは「通貨を交換すること」だと言えます。

我々日本人は「円」という通貨を使用しています。

あなたの財布や銀行口座にも「円」が入っていますよね。

アメリカでは「ドル」が使用されており、

EU諸国では「ユーロ」、イギリスでは「ポンド」など

各国で独自の通貨が使用されています。

現代は特にグローバルな社会ですから、

国境をまたいだお金のやり取りが活発に行われます。

異なる通貨でスムーズにお金のやり取りをするためには、

例えば、1ドルが何円なのか?1ユーロが何ドルなのか?

という基準を決めておく必要があるわけですが、

「インターバンク市場」と呼ばれる、世界中の銀行間の取引によって計算された

「為替レート」がその基準となっています。

「為替レート」とは、

”1ドル=135.548円” とか ”1ユーロ=1.07125ドル” というやつですね。

為替レートは各通貨の需給によって計算され刻一刻と変動しています。

では、例えば為替レートが”1ドル=125.000円”の時に

あなたの所持金100,000円をドルに両替(つまり交換)するとします。

(両替手数料は考慮しない)

為替レートから計算すると100,000円は800ドルになります。

両替ですが、「100,000円で800ドルを買った」とも言えます。

次の日、為替レートは”1ドル=125.200円”になりました。

ここであなたの800ドルを再び円に両替したとします。

為替レートから計算すると100,160円になります。

この場合「800ドルを100,160円で売った」と言えます。

ドル円両替 レート変動による差益

一見所持金を両替してもとに戻しただけですが、

為替レートの変動により160円の利益が生まれましたね。

1ドルあたりの価格が上がったので利益が生まれましたが、

仮に”1ドル=124.800円”だったとしたら

80ドルは99,840円となり、160円の損失が発生することになります。

では今度はあなたが「ドル」を持っていたとして

「ドル」を「円」に両替する時のことを考えてみましょう。

為替レートが”1ドル=125.000円”の時に

あなたの所持金800ドルを円に両替すると100,000円になります。

「800ドルを100,000円で売った」と言えますね。

次の日、為替レートは”1ドル=124.800円”になりました。

ここであなたの100,000円を再びドルに両替すると801.28ドルになります。

この場合「801.28ドルを100,000円で買い戻した」と言えます。

この取引では1.28ドルの利益が生まれました。

円ドル両替 レート変動による差益

逆に為替レートが”1ドル=125.200円”になれば

同じ取引をしたとしても798.72ドルしか手元には残りません。

1.28ドルの損失が発生することになります。

このような為替レートの変動差に目を付けて、

各国の通貨を売買することで利益獲得を狙うのがFXです。

FX最大の魅力”レバレッジ”とは

FX最大の魅力”レバレッジ”とは

先ほどの例では、100,000円を使った取引で160円もしくは1.28ドルの利益しか生まれませんでした。

これではさすがにちょっと物足りないですよね?

でももう少し現実的な利益、例えば100倍の16000円の利益を得るためには、

同じく100倍の10,000,000円もの大きな資金が必要になる計算になりますが

これはこれで現実的ではありませんね。

しかしご安心を。FX取引にはそれを補うための仕組みがあります。

FXでは、為替レート変動による差額が目的なわけですから、

取引の都度お金を受け渡すのではなく、取引によって生じた差額のみを受け渡す、

差金決済」という方法が用いられます。

「〇〇円で買います!」「△△ドルを売ります!」と宣言だけして、

為替レート変動後の差額だけを清算する、というやり方です。

だからこそ、現実に「ドル」を持たない人でも

「ドル売り」からでも取引することができるんですね。

ですが、宣言するだけでは本当にお金を持っているか分からないし

もしも損失が出た時に払えるかどうかも不明です。

そこで登場するのが「証拠金取引」という仕組みで、

損失が出た時に確実に支払えるように取引の前に一定のお金を預けておくことを指します。

この「差金決済」と「証拠金取引」という仕組みによって、

本来の取引額に満たない金額で取引が可能なところがFXの最大の魅力で、

これを「レバレッジが効く」「レバレッジ効果」などと言い、

100万円分の取引をするのに10万円の証拠金で済むのなら

「レバレッジ10倍」という言い方をします。

ちなみに日本国内の個人口座の場合レバレッジは25倍

日本国内の法人口座の場合レバレッジ100倍と定められています。

海外口座であれば日本の規制が及ばないこともあり、

200倍、500倍、1000倍なんていうレバレッジも存在しています。

具体的な例を挙げて考えてみましょう。

為替レートが”1ドル=130円”の時に、10,000ドル買いたいとします。

本来、10,000ドルを手にするためには1,300,000円が必要になりますよね。

しかし、レバレッジ25倍であれば”25分の1”の52,000円の証拠金があればいいことになります。

100万円あれば2,500万円の取引ができる計算です。

少ない資金で大きな取引ができるレバレッジこそが、

FXの人気の秘訣であり、一個人が富を築くことができる最大の理由です。

一方で損失が出た場合はレバレッジが「逆に」作用します。

レバレッジが高ければ高いほど、少ない証拠金で多くの金額が動くわけですから

資金が底をつく可能性が高くなります。

レバレッジは自分の資金に合わせて上手に扱うことで大きなメリットになりますが、

欲に目をくらませ無謀なハイレバレッジに挑むことは”諸刃の剣”となるのです。

為替レートの変動を予測する

為替レートの変動を予測する

インターバンク市場で決められる為替レートの変動に目を付けて

「差金決済」と「証拠金取引」でレバレッジを効かせた取引をするのが

FXである、ということが分かりました。

しかし、実際にFX取引をするとなると

「為替レート」が”今からどう変動するのか”という予測ができなければ

買ったり売ったりすることができませんよね。

一体どのように為替レートの変動を予測するのでしょうか?

「為替レート」は需給によって決まる、と先述しました。

ある通貨を買う人が多ければその通貨の価値は上がり、

ある通貨を売る人が多ければその通貨の価値は下がります。

物やサービスの価格が決まるのと同じ原理です。

通貨を実際に「買いたい」「売りたい」という思わせる要素として、

・その通貨の”金利”が高いのか低いのか

・その通貨を扱う国の”国力”が堅調であるかどうか

というものが挙げられます。

日本の金利は超低いのでピンとこないかもしれませんが、

金利が高い通貨は所持しているだけで黙っていてもお金は増えます。

そういう通貨はみんなが持ちたがるため買われやすいわけです。

”国力”が強いことも、その国の通貨を持つ安心感につながりますね。

だからこそ各国の政治や景気・物価などの経済政策に注目が集まるわけですね。

逆に大災害や戦争なんかがあれば「この通貨は危ないかも」となります。

このような、”世界情勢”を読み取って取引の根拠にすることを

「ファンダメンタルズ分析」と言います。

ファンダメンタルズ分析

また、”世界情勢”とは別に「相場心理」も為替レートに大きく影響します。

上昇する相場を見れば「自分も買いたい」と考える人が増えます。

逆に一方的すぎる上昇を見れば「高値で売りたい」と考える人もいます。

他にも

「ここを超えるようなら買おう(売ろう)」

「ここまで下がってきたら買おう(上がってきたら売ろう)」とか

世界中の様々な思惑・心理が相場を動かしています。

相場参加者は個人トレーダーだけではなく

世界中の国、銀行、投資・投機機関、会社、など様々で

1日の平均取引高は実に7兆ドルに及ぶと言われています。

世界の投資家たちの「買いたい」「売りたい」という心理をチャートから読み取り

取引の根拠にすることを「テクニカル分析」と言います。

テクニカル分析

FXトレーダーは「ファンダメンタルズ分析」「テクニカル分析」のいずれか、

あるいはどちらも併用しながら為替レートの変動を予測するのです。

つまりFXを学びたい、勝てるようになりたいという人は

これらの”分析方法”を身に付ける必要があるというわけです。

まとめ

この記事で学んだこと
  • FXって一体ナニ?
  • FX最大の魅力”レバレッジ”とは
  • 為替レートの変動を予測する

FXについて知識は深まったでしょうか?

あらためて短くまとめると、

FXとは為替レートの変動に目を付けて、

通貨を交換することで利鞘を得ることを目的とした取引。

「差金決済」というシステムにより、

為替レート変動による”差額”だけの決済で取引が可能な点と、

「証拠金取引」というシステムによって、

取引額よりも安い”証拠金”を預ければ取引が可能な点が特徴。

(これを「レバレッジ効果」という)

”世界情勢”を根拠とする「ファンダメンタルズ分析」や

”相場心理”を根拠とする「テクニカル分析」を用いて

為替レートの変動を予測して取引を行う。

こんな感じです。

FXとは一体なんなのか?

意外と経験者でもしっかり説明できないものです。

FX経験者もそうでない方も、是非この記事を参考にして

「自分が何をしているのか」「何をしようとしているのか」

をあらためて知ってほしいと思います。

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この記事を書いた人

500万円の損失を抱える負け組トレーダーから試行錯誤を繰り返し王道のトレード手法を確立。勝てるトレーダーへと転身することに成功し、現在は専業FXトレーダーとして安定的な収入と、自由な時間を満喫中です。

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