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【FX】手っ取り早く勝率を上げる”芸術的”思考とは

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【FX】手っ取り早く勝率を上げる”芸術的”思考とは

こんにちは!

FX専業トレーダーのコウタです。

 

ふと耳にした、アメリカの有名な美術講師のセリフ。

 

『親指を描きたいなら、親指を描こうとしてはいけません。

 親指を描くなら、親指の周りの空間を描きなさい。』

 

”親指の周り”を捉えることで親指の輪郭が自然と浮かび上がる…

なるほど。

 

直接的に親指を描こうとするよりも

周りの空間との親和性が高まり、上質な絵に仕上がるんでしょうか。

 

親指だけに集中している時よりも、

親指のことがよく見える気がしますよね。

 

私は絵を描いたりすることはないですが、

このセリフを聞いたとき、

トレードも同じだな、と思いました。

 

トレードで勝てるようになるために

本で、ネットで、SNSで、

いろんなことを学びますよね。

 

いたるところに

たくさんの知識が無造作に転がっています。

 

そして、多くの人は”親指”に夢中になります。

 

ここでいう”親指”は

 

「勝つためにやるべきこと」

あるいは

「正しいとされること」

あるいは

「チャンス」

 

などと読み替えることができます。

 

私自身、大いに心当たりがありますが

こうすればいい、ああすればいい

これはどうかな、あれはどうかな

 

買ってみよう

売ってみよう

 

と、どうしても「勝つための」「エントリーするための」

思考になってしまうんですよね。

 

まぁお金を稼ぐためにやっているわけだから

当たり前といえば当たり前だし、

仕方ないといえば仕方ない。

 

でもね。

 

本当に考えた方がいいのは

「勝つためにやってはいけないこと」

 

あるいは

「負けないためにやるべきじゃないこと」

 

だったりします。

 

やるべきことだけをやっているつもりでも

その中身は実は”不純物”だらけ。

 

「やるべきじゃないこと」を意識できなければ

”不純物”が混じったままあらゆる行動を実行してしまいます。

 

”不純物”とは例えば、

 

・上位足の環境を無視する

・突発的に、感情的にトレードする

・レンジ内でエントリーを繰り返す

・自分勝手な期待だけの逆張り

・一か八か経済指標前のギャンブルエントリー

・損切りを遠ざける、外す、塩漬け

・運任せのハイレバ

・スマホで適当トレード

・自分で決めたルールを守らない

・リスクリワードを考慮しない

・ノープラン、ノーシナリオで臨む

・ポジポジ病、乱射、リベンジトレード

・根拠のない早期撤退、チキン利食い、損切り貧乏

・他人の意見に影響される

 

……

 

たくさん挙げてしまいましたが、

身に覚えがあるでしょ?

 

多くの負けトレーダーたちは

「こうしたら勝てるんじゃないか」という選択をしているつもりが、

「やるべきじゃないこと」も同時に実行してしまっています。

 

これらを意識して取り除くんです。

 

まずは、

「やるべきじゃないこと」

「やってはいけないこと」を明確にすることです。

 

そうすることで初めて

「やるべきこと」の形が浮かび上がってくるのであり、

 

そうするからこそ

「やるべきこと」に200%向き合えるわけです。

 

今からあなたがするべきことは、

 

「やるべきではないこと」

「やってはいけないこと」を洗い出すこと。

 

とりあえず思いつくままに書き出してみてください。

10個や20個はすぐにあるでしょう。

 

で、書き出したからにはそれを「やらない」こと。

超単純で超簡単です。

 

トレードチャンスが減るじゃん…

そう思うかもしれませんね。

 

でも断言します。

トレードチャンスは減りません。

 

トレードチャンス”もどき”が減るだけです。

 

これまでチャンスだと思ってきた値動きは”不純物”も込みなんです。

 

本当のチャンスはその中のほんの一握りで、

実は大してチャンスではない値動きに、勘違いして飛びついていたのです。

 

たまたま勝って、たまたま負けているんです。

それに対し、勝因、敗因をこじつけて

的外れな反省、改善を繰り返す。

 

成長できないはずですよね。

 

もともとチャンスなんて頻繁にはないんです。

実力が伴わないならなおさら。

 

「やるべきではないこと」を避けるのは

数少ない本当のチャンスに集中するためだと言えます。

 

無駄な負け、

身にならないトレードが激減し、

間違いなく勝率は上がり、

トレードも上達するはず。

 

『親指を描くなら、親指の周りの空間を描く』

 

ぜひ「やらないこと」のリストアップ、実践してみてください。

 

今回はここまで。

ではまた。

 

【FX】手っ取り早く勝率を上げる”芸術的”思考とは

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この記事を書いた人

500万円の損失を抱える負け組トレーダーから試行錯誤を繰り返し王道のトレード手法を確立。勝てるトレーダーへと転身することに成功し、現在は専業FXトレーダーとして安定的な収入と、自由な時間を満喫中です。

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