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プロトレーダーだけが知っている⁉画面サイズと画面解像度から導くFXに最適なモニターとは

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プロトレーダーだけが知っている⁉画面サイズと画面解像度から導くFXに最適なモニターとは

やあ!プロFXトレーダーのコウタだ。

今回はFXにおける「最適なモニター」について話していこう。

FXトレードに特化した最強のモニターとは何か? その答えを紹介する。


このブログでは、身体を壊すほどの過酷な会社員生活に終止符を打つためにFXを始めたものの、

500万円以上の損失を出した負けトレーダーだった私が、

専業トレーダーにまで至った経験をもとに、

思うように成果を残せない者たちへ向けて、FXトレードに関する様々な情報を発信している。


キミは普段、どんなモニターでチャート画面を見ている?

「見やすい」と感じる環境でトレードできているだろうか?


FXトレーダーは、環境認識やシナリオ構築、エントリー・イグジットまで、

あらゆる判断をそのチャート上で行う。

そしてトレードだけではなく、過去の分析を通じた技術のブラッシュアップ にも使用する。

チャートは、戦場であり、相棒であり、先生でもある。

だからこそ、チャートは 限りなく見やすい状態 を維持するべきだ。


チャートの見やすさを決める要素はいくつかあるが、今回のテーマは 「PCモニター」 について。

この記事を最後まで読めば、モニター選びの知識が深まり、

最適なトレード環境を整えるためのヒントを得ることができるだろう。

目次

画面サイズと解像度の意味を知る

PCモニターの「見やすさ」を左右する重要な要素は 「サイズ」「解像度」 の2つだ。

それぞれの意味を理解しておこう。

モニターのサイズ(インチ)

まずはモニターの物理的なサイズだ。いわゆる「〇〇インチ」と呼ばれるものだな。

サイズは多種多様で、

14インチ、17インチ、21インチ、24インチ、27インチ、32インチ、42インチ、50インチなどがある。

  • 14インチ:一般的なノートパソコンのサイズ
  • 32インチ以上:テレビのような大きさ、パソコンモニターとしては大きめ

生活環境によっては、大きなモニターは物理的に置けない場合もあるかもしれないが、

「チャートの見やすさ」だけにフォーカスするなら、大きな画面の方が有利だ。

下の図を見てほしい。10×10のマス目になっている。

仮にこの図が21インチのモニターいっぱいに映っているとしよう。

21インチ 10×10
21インチ 10×10

次の図は14インチに移した図だ。

モニターのサイズが小さくなったことで、5×5のマス目になるのではなく

「10×10のマス目が小さくなって映る」ことになる。

(間略図なので正確なサイズ比は考慮していない)

14インチ 10×10
14インチ 10×10

そして次の図は32インチだとしよう。

この場合も同じ10×10のマス目が大きくなって映ることになる。

モニターのサイズが大きくなってもマス目が20×20になったりはしない。

32インチ 10×10
32インチ 10×10

このように、モニターのサイズを変えても、マス目の数が変わるわけではない。

だから、「映っている範囲」には変化はないことになる。

モニターのサイズは、「単純にどんな大きさで見たいか?」によって決める。

モニターの画面解像度(ピクセル)

モニターの画面解像度(ピクセル)

次に「画面解像度」だ。

この画面解像度という言葉、聞いたことがあるかもしれないが、

よく意味がわかっていない…という方も多いだろう。

画面解像度(以下、解像度)とは、例えば1920×1080のように表される。

これは画面上にある「映像を映し出すためのマス目」の数を表す。

ちなみに、マス目を数える際の単位を”ピクセル”と言う。

1920×1080の場合、横に1920個マス目が並び、縦に1080個マス目が並ぶ、というわけだ。

このマス目1個1個に情報が渡り、モニターには映像が映し出されている。

だから、マス目の数が多いほど、より「精細な映像」になるのだ。

現在、パソコンモニターの解像度の主流は1920×1080で

この解像度のことを「フルハイビジョン(フルHD)」と言う。

ずいぶん前に主流だったのが1280×720という解像度で

「ハイビジョン(HD)」と呼ばれていた。

もちろん、フルハイビジョン以上の解像度のモニターも存在する。

2560×1440の解像度のものは「WQHD」

3840×2160の解像度のものは「4K」と呼ばれる。

テレビであれば「8K」という超高解像度のものもある。

解像度を変えることで、画面にはどのような違いが表れるだろうか。

以下の図は先ほど登場した10×10のマス目の図だ。

モニターサイズは仮に21インチとしておこう。

21インチ 10×10
21インチ 10×10

「同じサイズのモニターで」「解像度を下げる」と下図のようになる。

マス目の数が減るので大きく、粗くなるのだ。

21インチ 5×5
21インチ 5×5

「同じサイズのモニターで」「解像度を上げる」と下図のようになる。

「マス目の数が増える」ので、小さく、精細になるわけだな。

21インチ 20*20
21インチ 20×20

このように同じサイズのモニターでも、解像度が変わることで

表示されるマス目の数が異なるため「映っている範囲」も変化する。

これが解像度、という概念だ。

解像度は高ければ高いほど、モニターには精細な映像が映し出される。

解像度を上げることでマス目の数を20×20に増やし、

そのうえでさらにモニターサイズを上げたのが下図だ。

32インチ 20×20
32インチ 20×20

同じ20×20のまま、画面サイズだけが大きくなっている。

モニターサイズでは「大きさ」を求め、解像度では「精細さ」を求める。

では次に、実際にチャートを表示させた状態を見ていこう。

解像度によるチャート表示の違い

解像度によるチャート表示の違い

解像度の違いによってチャートの見た目がどのように変わるのかを

画面内に映っているチャートのローソク足の本数を数えて検証していく。

モニターは同じサイズに固定するものとし、チャートはMT5を使用する。

下図は解像度が1280×720で、ハイビジョン(HD)と呼ばれる一昔前のモニターだ。

画面内に移っているローソク足の本数は305本だった。

画面右端や下段に映っている数値の文字サイズにも注目してみてほしい。

ちなみにMT5には任意の範囲のローソク足の本数を数える機能がある。

HDモニターの場合
解像度1280×720のモニター

次は現在最も多く流通しているモニターで、

解像度が1920×1080のフルハイビジョン(フルHD)だ。

映っているローソク足の本数は465本だった。

数値の文字サイズも小さくなったのがお分かりいただけるだろうか。

縦に走る点線(期間区切線)の間隔も狭くなっているのが分かる。

解像度が上がり、映っているマス目が「多く、小さく」なったことで

このような変化が生まれるのだ。

HDと比べるとローソク足の本数が1.5倍で、

解像度の数値も1.5倍になっていることが分かる。

フルHDモニターの場合

次に、ゲーミングモニターや映像鑑賞向けのモニターに多くある

解像度が2560×1440のWQHDのモニターを確認してみよう。

映っているローソク足の本数は605本だ。

文字サイズや期間区切線の感覚もさらに小さくなっている。

WQHDモニターの場合
解像度2560×1440のモニター

さて、モニターサイズを揃えて、3種類の解像度によるチャート画面の違いを見てきた。

画像で見るのと、実際の画面を見るのでは印象が違うかもしれないが、

解像度が高いほどに「小さく、細かく」なっていく、

その「差」がお判りいただけたのではないだろうか。

小さく細かいということは、より多くの情報が映し出されていることになる。

チャートから情報を得るFXトレードでは情報量は多いに越したことはない。

一方で、高すぎる解像度はチャートを見る、ということにおいて

良いことばかりではない。

仮にモニターが21インチだったとして、WQHDのモニターでチャートを見ると

ローソク足が細すぎて1本1本の形状が認識できない

右側や下側の文字が小さすぎて数字が読めない、という問題が生じる。

せっかくより多くの情報が映し出されているのにこれでは宝の持ち腐れとなる。

その問題を解決するためには、モニターサイズを上げることだ。

例えば32インチのモニターにすれば、「同じ情報量」のチャートが

21インチに比べると「大きくはっきりと」見えることになる。

同様に、32インチのモニターを使っても解像度を「4K」にしてしまうと

情報量はさらに増えたものの小さく映りすぎて見えない、という事態になる。

FXトレードにおいてチャートに映し出される情報量は多い方が良いが、

そのチャートがはっきりと分かりやすく見えるかどうかは、

その人の視力やモニターまでの距離によっても変わるため

人によってマチマチで主観的な部分となる。

このようなモニターサイズと解像度の関係を踏まえて、自分に合った

「より多くの情報量があるチャートを、より見やすい環境で見る」ことが

最適なモニターの選び方だということになる。

プロトレーダーのトレード環境とは

プロトレーダーのトレード環境とは

ちなみに私のトレード用のパソコン環境は

17インチ、1920×1080(フルHD)のノートパソコンに、

32インチ、2560×1440(WQHD)のモニターを繋げて使用している。

出先でもトレードできるようにノートパソコンがメインだが

ノートパソコンとしては大きな画面サイズの17インチだ。

自宅では32インチWQHDモニターが主役で、

ローソク足の本数や文字サイズなども含めてかなり見やすい状態になっている。

過去に4Kの50インチにチャートを映したことがあるのですが、

(電気屋さんにノートパソコンとケーブルを持ち込んで

映り方を確かめさせてもらった)

50インチもあると少し距離を取らなければ視界に収まらないことと、

距離をとったことでローソク足や文字が小さくて見えない、という

事態になったことがある。

また、17インチで解像度がWQHDのノートパソコンも試した。

17インチクラスの画面サイズだと、WQHDの「細かさ」が仇となり、

これも小さすぎて見にくい、という結果となった。

そのような私の経験上、

ノートパソコンの画面なら17インチの解像度はフルHD、

据え置きのモニターなら32インチの解像度はWQHD。

これがMT5及びFXトレードにはもっとも適した組み合わせだと感じている。

注意したいのが、パソコンによって「出力できる解像度」が違う、という点だ。

出力先のモニターの解像度がWQHDでも

出力元のパソコンがWQHDの出力に対応していない場合があるのだ。

パソコンが対応していないモニターを買ってしまうと、

まったく意味をなさないのでくれぐれも注意してほしい。

ちなみに私が愛用しているモニターはコレだ↓

これらを参考にしつつ、自分に合った最適なモニターを是非探してみてほしい。

まとめ

本記事で学んだこと
  • 画面サイズと画面解像度の意味を知る
    • 画面サイズについて
    • 画面解像度について
  • 解像度によるチャート表示の違い
  • プロトレーダーのトレード環境とは

さて、画面サイズと画面解像度について理解は深まっただろうか。

一見トレードには何の関係もないような話だが、

チャートは「見やすさこそが正義」だ。

過去の値動きから未来を想定するのがトレードだからこそ、

「すでに出来上がったチャート」は唯一無二の情報源となる。

まだまだ未熟なトレーダーであるにもかかわらず、

スマホの小さい画面だけでポチポチしている者がいるが。

それでは勝てるものも勝てない。

プロだから、専業だから、モニターにこだわるのではなく

初心者だから、なかなか勝てないからこそ

いい環境でトレードをすることに意義があるのだ。

これを機に、環境整備に力を入れてみてはどうだろうか?

ではまた。

プロトレーダーだけが知っている⁉画面サイズと画面解像度から導くFXに最適なモニターとは

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この記事を書いた人

500万円の損失を抱える負け組トレーダーから試行錯誤を繰り返し王道のトレード手法を確立。勝てるトレーダーへと転身することに成功し、現在は専業FXトレーダーとして安定的な収入と、自由な時間を満喫中です。

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