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トレードの鉄則、こっそり教えます…

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トレードの鉄則、こっそり教えます…

こんにちは!

FX専業トレーダーのコウタです。

 

私が考える「トレードの鉄則」

それは、

「売られてから買う」

「買われてから売る」

です。

 

まぁこれだけではさすがに説明不足。

勢いよく上昇中に売るとか

ナイアガラのように崩れている時に買うとか

そういうお話ではありません。

 

この鉄則を説明するには

そもそもの「値動きの仕組み」から理解していただく必要があります。

 

「値動き」っていうのは

「注文」によって起こります。

 

買う人が多ければチャートは上がるし

売る人が多ければチャートは下がります。

 

「ここまできたら買いたい、売りたい」

「ここを抜けたら買いたい、売りたい」

 

世界中のトレーダーがそんなことを考えながら

注文のタイミングを見計らっているわけです。

 

あなたも私もそのうちの一人ですよね。

 

で、忘れてはならないのが

FXの注文は「新規注文」だけではないということ。

 

「決済注文」も注文のひとつです。

 

利確だろうが損切りだろうが

買いポジの決済は「売り注文」だし、

売りポジの決済は「買い注文」なんです。

 

ですから、新規注文も決済注文も含めて

一方向に注文が集中するときに

チャートは大きく動くことになります。

 

「押し目買い」ってあるでしょ?

 

チャートを想像しながら読んでほしいのですが…

ビューンと価格が上昇したあと、

ある程度まで下落して、また上がっていく。

 

価格がひとしきり上昇すると、

「よっしゃ利確やー!」ってことで

決済の売り注文が入る。

 

同時に、”高いところから売りたい人”がいて

「ここから売ったれー!」ってことで

新規の売り注文を入れる。

 

そうすると価格が下がってくるんですよね。

 

で、ある程度まで下がってくると

今度は”安いところで買いたい人”が

「ここから買ったれー!」と

新規の買い注文を入れ始める。

 

同時に、”さっきまで売っていた人”は

「上がり始める前に利確しよー」と

決済の買い注文を入れ始める。

 

そうすると価格が下げ止まり、再び上昇し始めるんです。

 

本格的に価格が上昇し始めると、

”買いたい人”がどんどん便乗してくるし、

”売っていた人”はどんどん撤退していきます。

 

で、さらに値が伸びて高値を更新していく。

これが「押し目買い」という値動きの仕組みなんです。

 

押し目買いに限った話ではありませんが

重要なのは、値が伸びるところでは

「新規注文」と「決済注文」が重なっている

ということ。

 

逆の言い方をすると

「新規注文」と「決済注文」が重なっていなければ

値が伸びない、とも言えます。

 

先ほどの「押し目買い」の場面。

ビューンと値が伸びたあと、

そのまま上の方で買う、

としたらどうでしょうか?

 

ビューンと伸びていくわけですから

「乗り遅れた!自分も買いたい!」と

新規買い注文を入れるトレーダーは他にもいるでしょうね。

 

で、あとは…?

 

「新規注文」が入ったとしても

この段階では「決済の買い注文」を入れるはずの

”売り注文を持ったトレーダー”がいないですよね?

 

「よっしゃ利確やー!」

「ここから売ったれー!」と

 

売り注文が参入してくるのはまさにこれからです。

 

そう。

注文が重なるところでエントリーしたいのであれば

”売り注文が溜まる”のを待たなければいけないんです。

この理屈がトレードではめちゃくちゃ大事。

 

そして、これこそが冒頭でお伝えした”トレードの鉄則”に

つながってきます。

 

「売られてから買う」

「買われてから売る」

でしたよね。

 

これはつまり

「決済の買い注文につながる売り注文が

しっかりと溜まるのを待ってから買う」

 

「決済の売り注文につながる買い注文が

しっかりと溜まるのを待ってから売る」

という意味です。

 

力強く上昇したとしても、

どこまでも買われ続けることはありません。

 

新規でも決済でも、どこかで必ず売り注文が入ります。

 

売り注文が入ると価格が下がってくる。

時にはレンジになることもあるでしょう。

 

そうなると

下がりそうだな…

上がらないないのかな…

という心理から買い注文の決済も進むし

さらに売り注文が集まってくる。

 

そうして集まった売り注文が、

利益確定や損切りで決済されるとき。

 

その”決済の買い注文”こそが上昇の燃料になるわけで、

そのタイミングこそが理想のエントリーポイントなんです。

 

いいですか?

 

「売られてから買う」

逆も同じです。

「買われてから売る」

「売られなければ上がらない」

「買われなければ下がらない」

と言い換えることもできますね。

 

私はこれをトレードの”鉄則”として

相場と向き合うようになってから

大幅に勝率が上がりました。

 

単に言葉として覚えるのではなく、

チャートの形だけで判断するのではなく、

値動きの仕組みを理解し、

他者の注文や心理を想像しながら

相場と向き合うのです。

 

もちろん、そう簡単ではありません。

「他者の注文や心理」は

時間足によって変わりますからね。

 

複数の時間足にまたがる

異なる注文・心理が互いに影響を与え合いながら

チャートを形成しているのです。

 

これも重要な「値動きの仕組み」。

 

「仕組み」をしっかりと理解して、

自らのトレードに落とし込むのは

一朝一夕ではできません。

 

でもね?

 

毎日条件が異なる相場で、

 

ありもしない「共通点」を探したり…

インジケータに頼ってみたり…

むりやりに「確率」を計算してみたり…

 

そんなことばかりしていても、

いつまでたっても勝てるようにはならないんです。

なんとなーくポジションを持ったり、

感情に任せてエントリーしたり、

”必勝法”を探したるすることは

そろそろやめにしませんか?

 

今回は以上です。

それでは。

 

トレードの鉄則、こっそり教えます…

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この記事を書いた人

500万円の損失を抱える負け組トレーダーから試行錯誤を繰り返し王道のトレード手法を確立。勝てるトレーダーへと転身することに成功し、現在は専業FXトレーダーとして安定的な収入と、自由な時間を満喫中です。

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