専業FXトレーダーの森川コウタです。
トレード歴は12年、完全に専業となってからは3年が経ちましたが、
12年前の私は運送会社に社員として勤めていました。
その運送会社はいわゆる「ブラック」な会社で、
拘束時間は長く、法定を無視したシフトで組まれる長距離運行や、
今では考えられない上司からのパワハラ、割に合わない給料に、
身体もメンタルもボロボロになっていきます。
正直言って地獄のような日々でしたね……
ある日の長距離運行の途中、右耳の奥に鈍い痛みを感じました。
運転に支障が出るほどではなかったので、その時はあまり気にしませんでしたが、
翌日、右目が腫れているような違和感を覚えました。
「何か顔がおかしい」と気づいたのは数時間後。
鏡を見て症状の全貌に気が付きます。
顔の中心より右側だけがまったく動かなくなっていました。
瞼が動かないためまばたきができない
眉毛も動かない
右の鼻だけにおいを感じない
右耳だけほとんど聞こえない
上下の唇も右半分だけ動かない
舌の右半分に味覚がない
その日の内に病院に行ったところ、診断名は「ベル麻痺」
顔面神経麻痺の一種で過労と疲労による免疫力の低下が耳の奥にヘルペスウイルスの感染を招き、
顔面神経に干渉することで発生する、とのことでした。
一生顔面に麻痺が残る可能性のある症状のようでしたが、
私の場合は幸いにも1年ほどで見た目には分からない程度に回復しました。
それまでの私は仕事が大変なのはみんな同じ。
弱音を吐いたり、不満を漏らしても誰が助けてくれるわけでもなく
辛い毎日をうつむいて過ごすことを無理やりに拒んでいましたが、
この経験を経て、私の考えは変わり始めました。
この過酷な現状を打開する必要があることにようやく気付いたのです。
そのために、まずは会社からの給料に頼らなくて済むだけの
収入源を得る必要があると考え、たどり着いたのがFXです。
私は人生を変えようと一念発起しFXトレードに臨みました。
ネットや本で様々な情報を収集し、自分なりに精一杯勉強しての挑戦でした。
しかし、証拠金として継ぎこんだお金は減るばかり。
損失を埋めるために、ロット数を上げ、無謀なナンピンをし、さらに損失が拡大する…
このままではいけないと、ネット上で商材を買いあさったりもしました。
決して安くはない金額を投資しましたが、状況は変わりませんでした。
気づけば損失のトータルは500万円を超えており、ご多分に漏れない典型的な負けトレーダーでした。
損失額の大きさに、「このまま続けることはできない…」
「でもこれだけの損失を被って今さら辞めるわけにもいかない…」
八方ふさがりを痛感し、最悪の想像もしましたが
葛藤の末、もう一度だけ、一からトレードを勉強し直すことを決意しました。
この時に求めたのは、これまでのような断片的な知識や、他人が考えた「鉄板の手法」ではなく、
そもそものチャートの値動きのメカニズムや理論です。
自分が勝っても負けても納得できる、身を任せることができる、
感情的ではない理論的なトレードができなければこれから先も資金を失い続けるだろう、
という確信に近い考えがありました。
その結果たどり着いたのが「マルチタイムフレーム分析」です。
マルチタイムフレーム分析自体は目新しいものではなく、
ネットで検索すればそれなりに情報が出てくる既存の考え方です。
しかし、シンプルながら非常に理に適っており、当時の私は
「マルチタイムフレーム分析を誰にも負けないぐらい極めてみよう」と決意しました。
この時の決断が、人生をひっくり返すきっかけとなります。
ネット上にはマルチタイムフレーム分析のテンプレートのような
実戦的ではない情報しかありませんでしたから、
過去チャートや自分のトレードと照合しながら
テンプレート的な知識を自分が納得できる解釈に置き換えていきました。
そこからさらに時間はかかりましたが、値動きのメカニズムを知り、
マルチタイムフレーム分析というものを自分なりに再構築することで、
気が付けば月間収支がマイナスに触れることがほとんどなくなりました。
そこから、「こうすれば負けないんだ」という自信がついたことで、
トレードに対する恐怖心や、ポジション保有中のストレスが激減し、
トレード成績は好転をし続けました。
そして、今から3年前。
悲願であったサラリーマンを卒業すると同時に、
FXトレード用の法人を設立し、専業FXトレーダーという道を踏み出すことができました。
専業FXトレーダーとして3年やってきましたが、
収益が途絶えることはなく、時間の使い方も随分と自由になりました。
現在はトレードをしながら、オンライン・オフライン問わず「FXを教える」
ということも仕事にしたいと思い日々邁進しています。
私の経験は、FXを始めたばかりの人や、思うように勝てていない人たちにとって、
大きな力になることができるはずです。
上述したように、私にはWEB上で数万円という高額で販売されているような
「自分だけの特別な手法」を持っているわけではありません。
私が何年もかけて身に付けたものは、
マルチタイムフレーム分析を用いた環境認識と、それに基づいたプライスアクションの確認。
ネットを見ればどこにでも書いてあるような、言わば王道的な知識です。
ですがどんな知識も、知識として知るだけではトレードでは絶対に勝てるようにはなりません。
知識を噛み砕き、疑いなく実践できるレベルにまで、自らに落とし込む必要があります。
仕事でもスポーツでも楽器でも、
説明を聞くだけ、本やブログを読むだけ、動画を見るだけ、では上達するはずがありませんよね。
結局FXは、練習、経験、検証を経て「このやり方なら大丈夫」と
自分が納得できる方法を自分で身に付けるしかないんです。
他人から教わった答えでは、それがどれほどすごい手法でも本当の意味で納得できることはないでしょう。
その手法は他人が練習し検証したものであり手法完成までのプロセスを経験していないわけですから当然です。
現在あなたがFXで結果を出せていないのなら、「納得できるトレード」を一緒に身に付けませんか?
決して簡単とは言えませんが、単なる知識の提供だけではなく、
マルチタイムフレーム分析の習得に必要な訓練・経験を積むための最短ルートを案内します。
そうして得たものはあなたにとって一生使える財産になるはずです。
なぜこのブログを始めようかと思ったのかというと、過去の私のようにつらい思いをしている方に、自分で稼げるチカラを付けてもらいたい、と思ったからなんです。
あなたのモチベーションが続く限り、あなたが勝てるようになるまで専業トレーダーの私が全力でサポートします。
勝てるようになるその日まで、一緒に頑張りましょう!
YKSトレード合同会社
森川耕太