どうもこんにちは!FX専業トレーダーのコウタです。
FXをやっていると、経済指標やイベントがあるわけでもないのに
急激に値が動き出すことってありますよね。
そういう値動きに初動から乗れたら、最高ですよね!
でも現実には指をくわえて見ている、とか
のびた”後”に飛び乗るとかってことの方が多いんじゃないでしょうか?
今回は、短時間でバイーンと伸びる値動きを根元からガッツリ獲るための
鉄板のエントリーポイントについて紹介します!
私自身もメインの武器としてバリバリ使っている方法で、
「コレ」だけで月に200pipsくらいはあっさり獲れちゃいますよー
しかも、初心者でも狙いやすい値動きで
解説も具体的にしてるので、どうぞ最後までご覧ください。
最後まで読んでみてもっともっと知りたいという方は、
メルマガの登録特典をゲットしてみて下さい。
期間限定なのでお早めにどうぞー。
では、記事本編にいってみましょう!
短時間で伸びる値動きの発生条件
ではでは、まず「短時間で伸びる値動き」って
そもそもどんな時に発生するの?ってところから考えてみましょう。
相場は参加者の“注文”によって動いています。
買い注文が多ければ上昇するし、売り注文が多ければ下降します。
で、”注文”はさらに「新規注文」と「決済注文」の2つに分かれます。
FXトレードはエントリーと決済がワンセット。
新規の注文は必ずいつかどこかで決済されますよね。
FXトレードの”決済”は「反対売買」によって行われるので、
買い注文の決済は売り注文であり、売り注文の決済は買い注文です。
なのでFXにおける”注文”は以下の4種類。
- 「買いの新規注文」
- 「売りの新規注文」
- 「売りの決済注文(買い注文)」
- 「買いの決済注文(売り注文)」
これらの注文のいずれかが、『同じレートで集中的に発生する瞬間』
それが相場が一方向にバイーン!と動くときなんです。
チャートを見るとよく分かりますが「注文の集中」自体は
あらゆる時間足チャートでけっこう頻繁に発生しています。
とはいえ、そのすべてを事前に予測して狙えるわけではありません。
”注文の集中”の原因とか背景は様々で、
予測可能な値動きもあれば、予測できない値動きも当然あるのです。
今回は、そんな中でも
「特に注文が集中しやすく、わかりやすくて狙いやすいポイント」
について紹介しちゃいますね!
狙いやすい”注文の集中”とは?
短期間の大きな値動きには”注文の集中”が必要であることがわかりましたが、
先ほど伝えた通り”注文の集中”にはいろんなパターンがあります。
- 売り買いの攻防に決着がついた瞬間
- 誰もが意識するレートに到達した時
- 上位足の目線と下位足の目線がそろった時
- 大きなマーケットがオープンする時間
- 重要な経済指標やイベントのとき
このどれもがトレードの重要なエッセンスを含んでおり
それぞれが学ぶべき価値のあるケースではありますが、
今回おすすめするのは別のケース。
ズバリ、
「上がりそうで上がらなかったところ」
「下がりそうで下がらなかったところ」 です。
まあそれだけはピンとこないと思うので
図を使って解説していきましょう!
お絵描きタイムです。まずは下図をご覧ください。
黒の上昇波が一時的に下落し、
いかにも「押し目買い」が狙われそうな局面。
当然のことながら「ここから上がるでしょ!」という買い注文が集まり、
短期足の波(水色)では徐々に下落の勢いが失速していきます。
さて、この「誰が見ても押し目買い」という局面で、
「もしも上昇しなかったら」どうなると思いますか?
押し目買いを期待して赤〇で買ったトレーダーは
「上がらんのかーい!」ってことで決済(=損切り)することになります。
さらに、「黒の上昇波を先に買っていたトレーダー」たちも
「上がらんのかーい!」ってことで決済(=利益確定)することになります。
この”買いの決済注文の集中”が短期間の大きな下落を生み出します。
上がりそうな局面であればあるほど、「上がらなかったとき」に強い下落になります。
で、この場合の”決済注文”は「利益確定による喜び」ではなく
「損失の回避」という「焦り」や「恐怖」という側面が強いですよね。
こういうネガティブな心理からくる注文は、より1カ所に集中しやすいし、
ポジティブな感情よりも「強い」値動きになることが多いです。
黒の上昇波がレンジスタンスラインに到達。
上昇の勢いが失速しダブルトップを完成させようとしています。
ダブルトップと言えば「反転」を示唆する代表的なチャートパターンです。
当然、「ここから下がるでしょ!」という売り注文が集まる局面で、
短期足の波(水色)も高値を更新できず小さなダブルトップを形成しています。
では、想像してください。
この売り注文が集中する局面で、「もしも下落しなかったら」どうなると思いますか?
ダブルトップを期待して赤〇で売ったトレーダーは
「下がらんのかーい!」ってことで決済(=損切り)することになります。
さらに、「赤マルよりも前に売っていたトレーダー」たちも
「下がらんのかーい!」ってことで決済(=損切り)することになります。
この”売りの決済注文の集中”が短期間の大きな上昇を生み出します。
下がりそうな局面であればあるほど、「下がらなかったとき」に強い上昇になります。
そして、”損切り”というネガティブな心理からくる注文なので、
大きな値動きになりやすい、というわけです。
「上がりそうで上がらなかったところ」
「下がりそうで下がらなかったところ」
これらのポイントで注文が集中する理由、分かりました?
このポイントの良いところは、
「注文の集中が予測しやすいこと」です。
”誰もが買いたいと考えるところ”
”誰もが売りたいと考えるところ”が「狩り場」になるわけですからね。
一般的で普通の感覚さえあれば「狩り場」の特定は簡単です。
さらに「ネガティブな心理」からくる値動きなので
短時間に大きく伸びやすい傾向があります。
リアルチャートの例も挙げておきましょう。
以下のチャートは「下がりそうで下がらなかった」局面です。
戻り売りを期待する売り勢力が「下がらんのかーい!」っていうことで一斉に撤退。
その結果、大きな上昇につながっています。
もう1つ例を。
これも、ダブルトップを期待する売り勢力の撤退による上昇。
「急騰」という感じでもないですが、このあともズルズルと上がっていきます。
まずは過去チャートや検証ソフトを使って、
「上がりそうで上がらなかったところ」
「下がりそうで下がらなかったところ」を
たくさん見つけてみるのがいいと思いますよー!
発展①”値動きの規模”を考慮する
ここからはちょっと発展。
「ここまで考えることができれば尚良し」って内容です。
FXチャートは大小さまざまな”波”が重なり合って形成されており、
”注文の集中”はあらゆる規模の波で発生しています。
「1時間足の波」でも「4時間足の波」でも「5分足の波」でもです。
波の規模が大きければ大きいほど、
集中する注文の量も増えることになり、
値動きの規模も自然と大きくなります。
「びっくりするほど動いたんですけど!」っていう時は
大抵の場合「上位足の波の注文の集中」が絡んでいます。
ただ当然ですが「大きな規模の値動き」には時間がかかるため
発生する頻度は少なくなります。
逆に「小さな規模の値動き」は頻繁に発生します。
5分足とか1分足の波を意識して見ていれば
”注文の集中”を繰り返しながらチャートが形成されていく様子がよくわかりますよ。
FXトレードにおいて
「今自分がどのサイズの波の値動きを狙っているのか」という視点はすごーく大事。
どのサイズの波の注文の集中を狙うのか?
それによって待つべき時間も、狙える値幅も全然変わりますからね。
また短期足チャートばかり見ていては
「大きな波の注文の集中」に伴う値動きに気付けないこともあります。
4時間足や日足の波が絡むような値動きは
時に数百pipsの値動きを生み出します。
”ビッグウェーブ”を逃さないように
常に上位足チャートの状況把握に努めましょう!
発展②”両面待ち”
「上がりそうで上がらなかったところ」
「下がりそうで下がらなかったところ」
を狙おう!というお話しだったわけですが、
これらを狙うためにはそもそも
「上がりそうなところ=買い注文が集まりやすいところ」
「下がりそうなところ=売り注文が集まりやすいところ」
を把握できる必要がありますよね。
例えば、「押し目買い注文が集まりやすいところ」が分かるのなら
「そのまま押し目買いを狙えばいいじゃん」というのがここでのお話。
で、「押し目買いを狙う」というプランを持ちつつ、
同時に「もしも上がらない時は売りを狙う」という裏のプランも持っておく。
このように”両面待ち”の思考ができるようになれば、
・チャートがどちらに動いても利益を得られる
・たとえ損切りになってもすぐにリカバリーできる
・トレードチャンスが増える
・精神的にとても楽になる
こんなに良いことがたくさんあるのです。
売り買い双方の視点に立ち、
どんな値動きにでも対応できるようになれば怖いものなしです!
まとめ
- 短時間で伸びる値動きの発生条件
- 狙いやすい”注文の集中”とは?
- 発展①”値動きの規模”を考慮する
- 発展②”両面待ち”
短時間で伸びる最強のエントリーポイントについて解説しました。
短時間で伸びる値動きの条件は”注文が集中すること”。
”注文の集中”が起こる場面で狙いやすいのは
「上がりそうで上がらなかったところ」
「下がりそうで下がらなかったところ」
集まった買い注文が一斉に決済されることによる急落
集まった売り注文が一斉に決済されることによる急騰
この値動きが狙いやすく伸びやすい、というお話しでした。
実際のところ私も頻繁に使います。
慣れてくると分かりますが、めちゃめちゃ使い勝手がいいんですよ。
値が動き出す瞬間も視覚的に分かりやすいですし。
意外に頻出するし。
慣れは必要かもしれませんが
これだけでいいんじゃない?ってくらいかなりおすすめです。
まずはリアルチャートや過去チャートで
集まった買い注文が一斉に決済されることによる急落
集まった売り注文が一斉に決済されることによる急騰
これらを探しまくってみてください!
ご自身で検証の上、ぜひトレードに取り入れてみて下さいね。
どんな場面かいまいちわからない、自信がないって人は
ブログコメントやツイッターで聞いてくれていいですよー!
ではまた。
あわせて読みたい記事
FXは資金管理が命!記録をつけて意識したいトレードに必須の3つの数字
FXトレーダーが”絶対にやってはいけない”5つのこととは?【百害あって一利なし】
コメント