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【備えあれば憂いなし】FXトレードプランの立て方 勝利に導く4つの”狙い”

【備えあれば憂いなし】FXトレードプランの立て方 勝利に導く4つの”狙い”

どうも!FX専業トレーダーのコウタです。

 

このブログでは、これからFXを始める人や、

FXで勝つことができない人に向けて、

私がどん底サラリーマン時代からFXで這い上がった経験を活かし、

FXで勝つための様々な情報を発信しています。

 

今回は「トレードプラン」について。

 

トレードプランっていうのは

 

『今日はこんな値動きになりそうだな

ここでこうなったらエントリーして

ここまできたら決済しよう』

 

というざっくりした計画のこと。

「シナリオ」って言ったりもします。

 

あなたはトレードするとき、

トレードプランを立てていますか?

 

トレードプランを立てることは

実はめちゃめちゃ重要です。

 

トレードプランがなければ勝てない!

とあえて言い切ってもいいです。

 

本記事では

  • トレードプランがなぜそこまで重要なのか
  • トレードプランの立て方、考え方
  • トレードプランを立てることにって得られる絶大なメリット

について分かりやすく解説しています。

 

トレードプランってなに?っていう人も

 

大事なのはわかるけど

自分のやり方が合ってるか不安…っていう人も

 

トレードプランについてちゃんと学びたい!っていう人も

 

本記事を最後まで読んで、

存分にFXトレード上達の糧にしてください!

 

目次

トレードプランの重要性

 

まずはトレードプランの重要性について。

 

トレードプランとは

 

『今日はこんな値動きになりそうだな

ここでこうなったらエントリーして

ここまできたら決済しよう』

 

という計画のことだと言いましたが

これはつまり「何を狙うのか」ということです。

 

トレードには明確な”狙い”が必要なんです。

 

例えば、

バッターボックスに立つプロ野球選手は

向かってくるボールをただ打つだけでしょうか?

 

いいえ。

球種、守備の位置、ランナーの位置

カウントの数、試合の戦況

 

いろんなことを踏まえたうえで、必ず”狙い”があるはずなんです。

 

何も考えず、来た球に向かってバットを振るだけなら

一流にはなれないし、成績も振るわないことが容易に想像できますよね。

 

また、私は将棋が好きだったりするんですが

プロの将棋棋士も決して意味のない手は指しません。

 

自分の陣形、相手の陣形、

得意なこと、不得意なこと

持ち時間

 

何手も先を見越したうえで、”狙い”のある手を指すんです。

 

一手でも気を抜いた手を指せばたちまち負けてしまうのが

プロの将棋の世界です。

 

「狙いが必要」とはこういうことです。

 

 

トレードをするのであれば

 

長期的な相場状況、

短期的な相場状況、

他トレーダーの心理

時間帯、インジケータ、など

 

必要な情報を収集して、組み立てて、

”狙い”のあるトレードをしよう、ということなんです。

 

上がりそうだから買う

下がりそうだから売る

 

そういう漠然としたトレードでは

いつまでたっても継続的に勝つことはできません。

 

”狙い”があるからこそタイミングを待てるし

”狙い”があるからこそ利益を伸ばせます。

”狙い”があるからこそ躊躇なく損切りができるし

”狙い”があるからこそ反省・改善ができるんです。

 

トレードプランのないトレードをしていては

将来的な勝利につながっていないだけではなく、

成長からも遠ざかるばかり。

 

だからこそ

トレードプランの良し悪しはもちろん、

「トレードプランを立てる」という姿勢そのものが超重要なんです。

 

トレードプランの立て方

 

では具体的なトレードプランの立て方について。

 

ここではトレードプランを立てる際の

もっとも基本的な考え方、おすすめの考え方を紹介します。

 

先ほど、必要な情報を収集し、組み立てて、

狙いのあるトレードをしよう、と言いました。

 

特に、相場全体の流れや、上位足の波の影響を加味するための

”環境認識”はプランを立てる前の必須の工程です。

 

相場は複数の大きさの違う波が重なり合ってできています。

 

「現在レート」はどの波にとっても同じですが

どの波のどの部分を狙うのかはトレーダーによって異なります。

 

誰かにとって買いたい場所は

別の誰かにとって売りたい場所かもしれないわけで

異なる心理が互いに影響し合いながらチャートは形成されていきます。

 

どの波のどんな心理がどこで影響するのか。

それを把握することが環境認識という作業なのです。

 

”環境認識”については以下の記事で詳しく解説しています。

FXの環境認識って結局なにが正しいの?本質とやり方を教えます

 

環境認識を適切に行うことで明らかになるのが

サポートラインレジスタンスラインです。

 

現在値より下の

「ここからは買われやすいだろう」というレートに引くのが

サポートライン。

 

現在値より上の

「ここから売られるんじゃないか」というレートに引くのが

レジスタンスラインです。

 

トレードプランはこの

サポートラインとレジスタンスラインを基準に考えます。

 

以下の図を見てください。

サポートラインとレジスタンスライン

上昇する波にサポートラインとレジスタンスラインを引いています。

 

まずはサポートラインを基準にトレードプランを考えてみます。

すごく単純に考えると次のようになります。

トレードプラン サポートから買い

「上昇波に対する押し目買いが入るかな。

サポートラインまで下がってきてサポートされたら買おう。

レジスタンスラインで決済しよう。」

そういうトレードプランです。

 

単純ですがこれが

「サポートラインからレジスタンスラインまでの上昇を狙うプラン」です。

 

この赤矢印の値動きが今回のトレードの”狙い”なわけですから

やるべきことは限定されます。

 

まずはサポートラインまでの下落を待つこと。

ラインに到達しない限りやることはありません。

 

繰り返しますが矢印の値動き以外の値動きは

”狙い”じゃないですからね。

 

ラインに到達したら「サポートされた」ことを確認して

買いエントリーです。

 

何をもって「サポートされた」とするのかは

”トレードプラン”とはまた別の

”エントリー”の部分のお話になるので

ここでは割愛します。

 

エントリーしたらあとは見守るのみ。

レジスタンスラインに到達すれば利益確定。

サポートされた、とする根拠が崩れれば損切りします。

 

 

もう一つ例を上げます。

 

環境認識をもとに、ある波に

サポートラインとレジスタンスラインを引いたところです。

上位足下降波 レジスタンスライン

黒の上昇波が、オレンジの上位足下降波のレジスタンスラインに到達。

一度跳ね返されたものの、

サポートラインから上昇し再び高値を目指している場面です。

 

この局面でのトレードプランは次のとおり。

トレードプラン ダブルトップ戻り売り

「オレンジの波に対する戻り売りが意識されて

ダブルトップになって下落するかもかな。

もう一度レジスタンスラインまで上がって

レジスタンスされたら売ろう。

サポートラインで決済しよう。」

 

そんなトレードプランですね。

 

このプランも実にシンプルで

「レジスタンスラインからサポートラインまでの売りを狙うプラン」です。

 

上位足のレジスタンスラインを背景に

”ダブルトップ”という値動きのセオリー通りに

トレードプランを当てはめています。

 

ここでも、このプランに狙いを定めたのなら

それ以外の値動きに目移りしてはいけません。

 

レジスタンスラインへの到達を待ち、

レジスタンスを確認し売りエントリーです。

 

サポートラインに到達すれば利益確定。

レジスタンスされた、とする根拠が崩れれば損切りします。

 

 

さて、2つの例を挙げました。

 

ここではすごく単純で基本的な値動きを図解しただけですが、

リアルチャートではもっと複雑な場面もたくさん出てくるでしょう。

 

ですが、どんなに複雑な場面にあったとしても

トレードプランを立てるときの考え方は同じです。

 

サポートラインからレジスタンスラインまで買う

レジスタンスラインからサポートラインまで売る

 

この2つを考るだけでいいのです。

 

これが、トレードプランの基本の「き」。

次はもう一歩踏み込んだお話をします。

 

トレードプランが崩れたときのプラン

 

トレードプランを立てたとしても

実際の値動きがプラン通りにいくとは限りません。

 

サポートラインでサポートされそうでされず

すっぽ抜けて急落する、なんてこともあります。

サポートが崩れる

 

レジスタンスラインでレジスタンスされそうでされず

いきおいよく上昇してしまう、なんてことも。

レジスタンスが崩れる

こういうことってよくあるんです。

 

これ、いったい何が起こっているんでしょうか?

実はこの現象の意味を理解していくのは

めちゃくちゃ重要なことなんです。

 

サポートラインって要するに

「買い注文が集まる場所」ですよね。

 

先ほど”サポートラインからの買い”というプランを立てたように

多くのトレーダーがサポートラインを目安に買い注文を入れるんです。

 

にもかかわらず、上がらなかったらどうなると思いますか?

 

サポートラインを根拠に買い注文を入れたトレーダーは

「上がらんのかーい!」ってことで

一斉に”損切り”ないしは”撤退”することになるんです。

 

買い注文の決済は売り注文と同じ意味です。

だから価格が下がることになるんですね。

 

 

レジスタンスラインの場合も同じ。

レジスタンスラインを根拠に売ったトレーダーが

「下がらへんのかーい!」ってことで

一斉にポジションを手仕舞います。

 

だから価格が上がるわけです。

 

 

私はこの値動きのことを、

サポートが”崩れる”

レジスタンスが”崩れる”

と表現をしています。

 

「買い注文が集まる」ということが

必ずしも上昇の原因になるわけではなく

下落の原因にもなり得る、

 

「売り注文が集まる」ということが

必ずしも下落の原因になるわけではなく

上昇の原因にもなり得る、

 

ということがよくわかる値動きです。

 

この「崩れる」値動きについては個別で記事があるので

良ければこちらも参考にしてくださいね。

逆転の発想で月間200pips獲得 短時間で伸びる鉄板エントリーポイントとは

 

この値動きのメカニズムさえ理解していれば

あらかじめ”そうなること”を想定することができます。

 

これは、言い換えると

「基本プラン」が崩れたときの値動きすらも

トレードプランとして想定しておく、ということです。

 

 

サポートラインからレジスタンスラインまで買う

↓これが崩れたとき

サポートが崩れれば次のサポートラインまで売る

 

レジスタンスラインからサポートラインまで売る

↓これが崩れたとき

レジスタンスが崩れれば次のレジスタンスラインまで買う

 

 

図に書くとこんな感じ。

4つのトレードプラン

すごーく単純化して考えると

 

サポートラインを基準に上がるか下がるか。

レジスタンスラインを基準に下がるか上がるか。

 

トレードプランとは、

いや、トレードとは、ただそれだけを考えることである

という見方もできてしまいます。

 

単純すぎないか?と思うかもしれませんが

一見複雑なものを単純化して考えるのはすごく大事。

 

単純化して考えられるようになった後で、

補足知識を肉付けしていけばいいのです。

 

トレードプランは複数あっていい

 

さて、ここまで紹介したトレードプランを

あらためてまとめておきましょう。

 

  • サポートラインからレジスタンスラインまで買う
  • レジスタンスラインからサポートラインまで売る
  • サポートが崩れれば次のサポートラインまで売る
  • レジスタンスが崩れれば次のレジスタンスラインまで買う

 

一見あべこべな4つのトレードプランですが、

サポートラインとレジスタンスラインさえ引ければ

どんな場面でも「同時に」立てることができます。

 

そう、「同時」でいいんですよ。

 

4つの中から状況に応じて1つ選ぶ、

というわけではなく

4つのトレードプランをすべて携えて

その日のトレードに臨むのです。

 

 

実際のチャートにトレードプランを描き込むと

こんな感じです。

ある日のトレードプラン

とある日の1時間足チャートで

デイトレードを想定しています。

 

レジスタンスラインで下がるか上がるか。

サポートラインまで下がれば、

そこから上がるか下がるか。

 

この日は、それだけを狙うわけです。

 

次はこの翌日のチャートです。

ある日のトレードプラン2

 

サポートから上がるか下がるか。

レジスタンスまで上がれば、

そこから下がるか上がるか。

 

この日に狙うのはそれだけです。

 

 

勘違いされやすいんですが

トレードプランと言うのは「値動きの予想」ではありません。

 

あくまで「いくつかの想定」に過ぎず、

トレードプラン通りに値が動かなくてもいいんです。

 

こうなるかもしれないし

こうなるかもしれない

 

こうなったらこうしよう

もしもこうなったときはこうしよう

 

と言う具合に、複数の値動きを想定しておいて

想定通りになればトレードする

想定を外れればトレードしない

 

ただそれだけのことで

トレードとはそういうものなんです。

 

まあ当然、毎日想定した通りの値動きになって

バンバントレードできる方がいいんですが

さすがにそう思い通りにはならないのが相場です。

 

 

そんな中でも複数の値動きを想定しておいた方が

対応できる局面も増えることになり

トレードチャンスも増えます。

 

また、「4つの狙いを持つ」という考え方は

「サポートからの買い」と「サポート崩れの売り」

「レジスタンスからの売り」と「レジスタンス崩れの買い」

をワンセットで考えているので

 

どちらに動いてもいい、という精神的余裕が生まれる

一方が失敗しても、もう一方のプランでリカバリーできる

 

など、慣れれば非常に大きなメリットにつながります。

 

まとめ

結論

 

トレードプランを立てることの重要性、

常に狙うべき4種類の”狙い”がお判りいただけたでしょうか?

 

4つのトレードプランを用意しておくことについての

メリットをまとめておきます。

 

  • ”狙い”が明確なので余計な値動きに手を出さなくなる
  • ”狙い”が4つあるのでトレードチャンスは多い
  • 売りと買い、フラットな目線で相場を見ることができる
  • 相反するプランがあるので負けてもリカバリーしやすい
  • 相反するプランがあるので「両面待ち」ができる
  • 環境認識によるラインが基準なのでプランが実現しやすい

 

ある程度慣れなければ実感しにくいかもしれませんが

このどれもがトレードで安定的に勝つための強力な要素です。

 

冒頭で、

トレードプランがなければ勝てない!

と言い切りましたが

その意味が少しでも伝わったでしょうか。

 

私の場合、

朝起きて、環境認識をし

4つのトレードプランを考えることが

毎日のルーティーンと化しています。

 

レッスン生さんにはそれを毎日欠かさず配信していますが

それがなくとも

自分自身で、毎日の相場や、過去チャートを用いて

繰り返し練習すれば

ほとんど機械的にトレードプランを立てることができるようになります。

 

今回紹介した4つの値動きに狙いを絞れるようになれば

とりあえず変な負け方はしなくなるはず。

 

あらゆる相場で通用する考え方なので

ぜひあなたのトレードに積極的に取り入れてみてください。

 

チャートを見て、トレードプランを考えてみて、

 

んー、よくわからん…

この場面ではどうなの?

 

みたいな状況になる場合は、遠慮なくコメントくださいね。

なる早で回答させていただきますので。

 

今回はここまで。ではまた。

 

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この記事を書いた人

500万円の損失を抱える負け組トレーダーから試行錯誤を繰り返し王道のトレード手法を確立。勝てるトレーダーへと転身することに成功し、現在は専業FXトレーダーとして安定的な収入と、自由な時間を満喫中です。

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