どうも!専業FXトレーダーのコウタです。
このブログでは、過酷な会社員時代にFXを始め
ボロボロの負けトレーダーだった私が
専業トレーダーにまでなった経験を活かして、
思うように成果を残せない方に向けて様々な情報を発信しています。
本記事を読んでいるからには、少なからず
「FXで稼ぎたい!」
「FXトレードがうまくなりたい!」
と思っているはず。
あなたはトレード技術向上ために
日々どんなことをしていますか?
情報を漁ってお勉強?
デモや低ロットで実践練習?
お勉強も実践練習も、トレード上達には欠かせないもの。
FXは知識や理論があれば勝てる、というものではなく
勉強して、実践して、反省して、改善して、
そうやって一歩ずつ上達していくものです。
FXに限ったことではありませんが、
「とにかくできることをやりまくる」というスタンスは大事です。
一方で、時には量より質を求めることも重要。
今回は、より効率よくトレード技術を向上させるには何をするべきか?
そんなお話をしますね。
それではいってみましょう~
トレード技術を向上させる3つのコツ
コツ①ひとつに絞ること
情報があふれる現代社会では、
いろんな有益な知識を取り込むことができますが
情報過多になってトレード上達を妨げるケースは
多すぎるほどあります。
あれもこれもトレードに取り入れて、
”都合の良い知識”をとっかえひっかえしていては
自分のスタイルもいつまでたっても定まらないし、
改善点も見失ってしまします。
まずはひとつに絞ることです。
ダウ理論だけを使ってトレードする とか
ダブルトップだけを狙い撃つ とか
レンジ相場の逆張りだけ とか
“組み合わせてひとつ”でも大丈夫です。
ダウ理論と移動平均線を組み合わせて、とか
レンジ相場でボリンジャーバンドだけ使う、とか
内容はなんでもいいんです。
何を選んでも大差ありません。
「手法」や「ルール」と言えなくてもいい。
何かひとつに絞って、自分なりに継続してみてください。
20~30回も同じことをやれば”傾向”がイヤでもわかってくるはず。
そうすることではじめて、
優位性や改善点が浮き彫りになるし、
自分の得意なこと、不得意なことが明らかになっていくんですよ。
あれもこれも色んなことを考えていたら
意味のある経験にはならないんです。
まずはひとつのことを突き詰めてみてから、
そこに足りないものを加えてみたり、
次の「ひとつ」に挑戦してみればいい。
見習い兵士の装備品が、剣と槍と斧と弓だったら
「どれかひとつにせい!」ってなるでしょ?
どれひとつ身につかないことが容易に想像できますよね。
ひとつに絞ること。
まずはここから考えてみてください。
コツ②アウトプットする
書いてもいいし、声に出してもいい。
「アウトプットする」ってめちゃくちゃ効果的なんです。
自分のトレードルールを理論的かつ簡潔に人に説明する
エントリーと決済の根拠を説明する
自分の直近のトレードを解説する
こうやって言語化してみると、不思議なことに
自分の中にあるトレード理論への理解が深まります。
なにが分かっていて、なにが分かっていないのかも
明確になります。
独り言でもいい。
周りにいるFXを知らない人に伝えてもいい。
SNSで発信してみるのもいい。
とにかく自分の考えや感覚を
自分の言葉に変換して体の外に出すこと。
文章にしたり言葉に発することで
頭の中にだけあった情報を”整列”させることができます。
そしてアウトプットした情報は
文字に書けば目から、
声に出せば耳から、「逆輸入」されます。
これは”トレード記録”をつける時にもおすすめです。
トレード記録をつける時に、
エントリーした根拠や、その時に考えていたことを
記録しておくんです。
これも思考のアウトプット、ですよね。
私は今でも毎日欠かさず、前日の値動きの解説と、当日の相場認識を
スクショしたチャートに書き込んでいます。
これは運営しているスクールの生徒さんに送る資料になるのですが、
もともとは自分のために始めたことです。
誰かに説明することで
自分の考えが改めて明確になり、
行動にも自制が利くようになります。
思考のアウトプットは
ポジポジ病やリベンジトレードに悩む人にも
ぜひ試してもらいたい方法ですね。
コツ③上級者に教わる
効率よく、手っ取り早くトレード上達を目指すためには
単純ですが直接上級者に教わるのが一番です。
独学でトレードの上達を目指すと
どうしても時間はかかります。
勝てるトレーダーになるまでの道のりは
目をつぶって歩く迷路のようなものです。
今進んでいるルートが正しいかどうかわからないこともあるし、
それ以上先がない行き止まりだってあります。
なので、無事にゴールにたどり着けたとしても時間はかかるし
不必要な経験を積むことにもなるし
失わなくてもいいお金を失うことにもなります。
”それすらも必要な経験”であると言えなくはないですが
それを踏まえても「教わるメリット」は大きいです。
FXトレードには「技術」が必要なので
教わっただけで勝てる、というほど甘くはありませんが
正しい道を示してもらえる
間違いをその都度指摘してもらえる
それがあるかないかだけでもかなり大きな違いですよね。
ただ、信頼できるトレーダーに出会えるか、が難しいところ。
近くに教えを乞えるトレーダーがいればいいのですが
そういう状況も少ないでしょう。
となると、いわゆる「商材」を購入するのが
もっとも現実的な方法になります。
FXの商材って怪しげなものも多いし
詐欺のような商材もあるので
なかなか購入に踏み切れない人が多いです。
私自身、数々の商材を購入してきましたが
買ってよかった、と思えるものはその中のホントにわずか。
内容と金額が到底見合わないものも多かったです。
ただ、私の初心者時代と大きく違うのは
SNSやYOUTUBEを使っての個人の情報発信が盛んになったこと。
昔とは違って、
どんな人が、
どんなことを、
どんなつもりで、発信しているのかが
めちゃくちゃ明確に分かるようになりましたよね。
オンライン上で信頼できるトレーダーを見つけ、
その人に教わる(商材を買う)
というのは現代でトレーダーを目指すのであればもはや必須です。
時間をかけて、よーく見定める必要はありますが
あなたにとって「最高のメンター」をぜひ見つけてください。
まとめ
効率よくトレード技術を高めていくために
おすすめの方法を3つ紹介しました。
- ひとつに絞ること
- アウトプットすること
- 上級者に教わること
3つともに言えることですが
するのとしないのとでは大違いです。
私自身、いまでこそこの3つをおすすめしましたが
初心者時代にそんな知恵はなく
どちらかというとがむしゃらに、
根性と精神論だけで突き進んでしまったタイプです。
なのでどれも後から気付いたことなんですよね。
さんざん負けて、お金を減らして、絶望して。
その段階まで来て、
このままではいけない、と取り組んだことのひとつが
「ひとつに絞ること」でした。
トレード成績が上向きだしたきっかけになったことです。
で、なんとか勝てるようになったころに
トレードを人に教える、という機会に出くわすんですが
「アウトプットする」ことの効果を実感したのはこのころです。
「教わること」の大切さを知ったのは
自分自身が本格的に人に教えるようになってから。
私自身が長い年月をかけて血を吐きながら気付いてきたことを
数か月の間で教えてますからね…。
私からするとうらやましい限りなんです。笑
これらのことを学習初期段階から取り組めば、
単なる独学と比べると何倍も速く成長できるはずです。
これを機に、ぜひ3つのコツに取り組んでいただいて
トレード上達の効率をぐーんと上げちゃってください!
それでは。
トレーダーがよくやってるマルチモニターって本当に必要?チャートの見やすさ=勝ちやすさ
【マイナス800万円の恐怖】FXトレード人生 最大の含み損・損切りの話
コメント